コルクマットはエコロジーなのをご存知ですか?

コルクマットに使われている天然素材のコルクは実はエコロジーな素材なのです。天然素材というと1回加工して製品になるとそれでおしまいなのですが、一度採取したコルク部分にふたたびコルクが再生され、何度もコルクを採取することができるのです。
通常、採取したコルクは円柱の形にくり抜かれコルク栓となります。くり抜かれたコルクの残りの部分は大量にできるのですが、廃棄されずに加工してコルクマットなどの製品になります。つまり、1本のコルク樫から何回もコルクが採れるし、コルク栓を作った残りも余すことなく使われるのでとってもエコロジーなのです!
コルクが採れるコルク樫
コルク樫はおもにヨーロッパの地中海沿岸に生息しています。ポルトガルやスペイン、フランスなどが有名です。
コルク樫の幹の表面はゴツゴツしているのですが、その下の部分は弾力性のある「海綿質層」があります。厚みは8cm前後。その海綿質層がみなさんご存知の「コルク」です。
余談ですが、先ほどコルク樫の幹の表面はゴツゴツしているとお伝えしましたが、一番最初に採取するときはゴツゴツなのですが、1回採取されたあとの再生したコルク樫の幹は以外と均整がとれていて柔らかなものになります。
コルクはコルク樫の樹皮をはがして採取します。樹皮をはがされたコルク樫は驚異の再生力によって樹皮を何度でも再生することができます。しかも樹皮を再生するときはコルク樫が普通に成長するときの数倍も二酸化炭素を吸収するのです!
人がコルク樫に手を加えることで、地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素の吸収を促進できてしまうのです。
コルク樫の樹皮の再生は約9年なので、9年ごとにコルクを採ることができます。また、コルク樫は大切に育てると150年~200年生きることができますので、コルク樫を切り倒すことなく一生の間に15回~20回ぐらいコルクを採ることができてしまいます。
森や生物を育みながら人間の豊かな生活にも役立つコルク樫はとってもエコロジーなのです。
コルクの使い道
採取したコルクは乾燥・煮沸などされて、厚みのある板状のコルクになります。その後、円柱状にくり抜かれてワインのコルク栓となります。コルクはほとんどがコルク栓になります。
コルク栓は円柱状ですので、くり抜いたときに必ず使われない部分ができてしまいます。その余ったコルクは粉砕・加工されてコルクマットやコルクのコースターなどになります。
また、採取したコルクが薄すぎれば円柱状にくり抜けないのでコルク栓が作ることができません。薄すぎるコルクも粉砕・加工されてコルクマットなどになります。
コルクマットやコルク製品などは、コルク栓にならなかったコルクを上手に使ったエコロジーな商品なのです。
まとめ
コルクマットの表面についているコルクはエコロジーなのがお分かりいただけましたか?コルクからするとコルク栓になれなかった落ちこぼれみたいですが、人間からみればコルクの有効活用です。しかもコルクマットになったコルクは滑りにくいしクッション性があるし冬は温かいですし夏はサラサラしていますし、赤ちゃんや子供が転んでも安心感がありますのでとってもありがたい存在です。コルク栓だとワインの栓を開けたらゴミになってしまいますからね。
やはり1本のコルク樫から何度もコルクを採取できるところがエコロジーですし、コルクを採取したあとの二酸化炭素の吸収が多いのもエコロジーですね。
コルクマットを長年使っていると、汚れたり破損したりしますが、そうなったときはコルクマットすべてを交換する必要はなく、汚れたり破損したりした部分だけを交換すればいいのでエコロジーです。カーペットやラグではできない部分的な交換ができるコルクマットはステキです。